「くぅんっ……!?」
	(イヤっ……クリ擦られちゃってるっ!
	 そこ、すっごく敏感だから、ダメなのにぃっ……!)
	「うぅっ……やめてっ、そこ触らないでっ!
	 今すぐ手を離しなさいっ……!」
	「俺の手を掴んでるんだし、
	 触れられたくないなら自分で離せばいいだろう」
	(それができたら苦労なんてないわよっ!
	 力抜けちゃって、動けないんだから……!)
	(この感じ、本当にイヤ……!
	 腰が落ち着かないし、変な声も出ちゃいそう……)
	「どうした、抵抗が来ないぞ。
	 クリトリスで感じて、もっとして欲しくなったか?」
	「ふっ、ふざけたこと言わないでよっ……!
	 んっ、うぅ……こんなのっ……
	 感じるわけないじゃないっ! 嫌なだけよっ!」
	(くぅっ……でも、イヤなのに刺激感じちゃう。
	 ゾクゾクって背筋が震えて、熱くなってくる……)
	(痴漢されてるのに、こんなヤツにされてるのに……!
	 なんでこうも感じちゃうのよぉっ……!)
	「何もしてこないなら、俺はこのまま弄ってやるだけだ。
	 こんな風に、芯まで届くようにじっくりとな……!」
	「ひうぅっ……! やっ、ダメぇっ!
	 弄るのやめなさいよぉっ……うぅっ、くひぃっ!」
	(なんでっ……どうして、我慢しきれないのっ!?
	 いくら敏感な所だからって……!)
	(こいつにされるなんて嫌なのに……!
	 こんな場所でされるなんて恥ずかしいのにぃっ……!)
	「イヤぁっ……やめて、よぉっ……んうぅっ!
	 触らないでっ……! あぅっ、んっ! 離してぇっ!」
	「なかなかそそられる声をあげるじゃないか。
	 初めて痴漢した時とどっちが感じてるんだ?」
	「かっ、感じてないって、言ってるでしょっ……!
	 ひぅっ、うぅ……嫌で嫌でたまらないんだからっ!」
	「確か、あの時もそんなことを言っていたよな。
	 そうして嫌がりながらも、俺にイカされたんだ」
	「うぅっ……うるさいっ! あのことは言わないでよ!
	 あの時だって感じてなんて……んっ、あうぅ!」
	「感じてもいないのにイクなんて馬鹿なことがあるか。
	 お前は俺に感じさせられて、アクメまでしたんだ」
	「イヤぁ、言わないでぇっ……聞きたくないっ!
	 あんなの、何かの間違いよぉっ……!」
	(でも……あたしは確かにイカされちゃった。
	 こんな風に、いっぱい人が乗ってる電車で……!)
	(これじゃあ、今日も同じ目に遭っちゃう……
	 お客さんの前で、無理矢理イカされちゃう……!)
	「やめてぇっ……くぅんっ、離してぇっ……!
	 そこ、ダメぇっ……! もう触らないでよぉっ!」
	「どんどん声がイヤらしくなってるぞ。
	 身体もさっきより火照ってきてるな」
	「どんなに否定しようがわかるんだよ。
	 お前は人前で痴漢されて感じているんだ」
	「違うぅっ……んぅっ、
	 あなたが勝手にそう思ってるだけよぉっ!
	 感じてなんて……感じたくなんてないぃっ!」
	(もうイヤぁ……! こんなので感じたくないっ!
	 人前で恥ずかしいことされるの嫌ぁっ……!)