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「なあ、今回もちょっとしたゲームを用意してるんだよ。
 一緒に楽しく遊ぼうぜ?」
「ゲーム……? イヤよ、どうせまた
 ろくでもないことしかしないんでしょ?」
以前、ゲームという名目で弄ばれ、
さらに最後はイカサマで中出しまでされたからか、
悠乃は俺からの提案にさっそく強烈な反発を見せる。
「ハハハ、まあ嫌がるのも無理はないな。
 でも今回はイカサマなしのマジなゲームだ」
「ルールは簡単、
 時間が来るまでお前がイカなければいい……
 それだけだ」
「イカなければって……な、何よそれ……」
「俺が今日持ってきた鞄にはな、
 いわゆるオトナの玩具ってのがいろいろ入ってるんだ」
「その玩具を使ってお前の身体を気持ちよくしてやる。
 お前はそれを我慢してイカなければいい……
 どうだ、簡単だろ?」
「……あなたに何をされたって、
 気持ちよくなんかならないんだから。
 我慢も何もないわよ」
「というかそもそも、そのゲームに乗って
 私に何かいいことがあるの?
 結局私がただイヤらしいことされるだけじゃない」
「フフフッ、お前が本気でイクのを我慢できたら……
 俺は負けを認めて、脅迫に使っていた
 あの画像データを消してやるよ」
「え……!?」
「そして、もう二度とお前には手を出さない。
 どうだ、これならやるだろ?」
「……どうして、そんなゲームをするの?
 あなたのメリットって何?
 あなたがそのルールを守る保証はあるの?」
「俺の最終的な目的は、お前を支配してやることだ」
「で、このゲームを通して
 俺がお前を今、どれだけ支配してやれているのかを
 確かめるつもりでいる」
「つまり俺にとってもこれは重要なテストなんだよ。
 そこにイカサマを仕込んだりしたら、
 その時点で負けを認めてるようなもんだ」
「……それがゲームの目的?
 私が我慢できたら、本当にもう何もしないの?」
「ああ。お前がイカずにゲームに勝つってことは、
 俺が全然お前を支配できていないってことだからな」
「負けを認めて引き際も弁えるさ。
 それでどうする? やるか?」
悠乃にとってこのゲームに乗るメリットはない。
だが、ただ犯されてしまうだけならば、
少しでも何か希望が欲しいはずだ。
勝てばもう手出しされない、かもしれない……
何もせず犯されるだけならば、
この可能性に乗った方がいいに決まっている。
「……わかった、やるわ。
 あなたにどんなことされたって、
 なんともないんだから……!」
俺がここまで考えてゲームを仕掛けたことを、
たぶん理解しているだろうが、
悠乃はそれでも勝負に乗ってきた。
「よし、それじゃあゲームスタートだ。
 お互い楽しいゲームにしようぜ」
そんな悠乃を、このゲームでコテンパンに負かしてやる。
そう内心で意気込みながら、
俺は鞄の中からある道具を取り出した。
「なっ、くふっ……!? こっ、これっ……!?
 うぅっ……はうぅっ……!?」
そして、手にした道具の電源を入れると、
その振動部分を牝の敏感な肉突起……
クリトリスへと押し当てた。
「ちょっ、ちょっとっ、何これっ……!?
 やだっ、はうっ、ううっ……ふっ、震えてるっ……!」
「これはローターって玩具の一種だ。
 スティックタイプで手に持ちやすいから責めやすい、
 使い勝手のいい玩具さ」
「そういうことをっ、聞いてるんじゃなくてっ……
 くふっ、はうぅっ……やっ、あぁっ……!
 これっ……い、いやぁっ……!」
過敏な肉の芽を無機質な振動で震わされて、
悠乃の腰がモジモジとくねり動く。
これまで俺がやってきたような責めによるものとは
まったく違う機械的な刺激にすっかり困惑し、
身体も驚いているようだ。
「俺の鞄を見て、
 何か道具を使うことくらい予想してたろ?
 いちいち怖じ気づくなよな」
「だってこれっ、ンンッ、振動が強くて……
 はっ、ふぅッ! ビリビリっ、震えちゃうっ……!」
「しっ、痺れるみたいでっ……はふっ、ふっうぅンッ!
 それっ、やめてぇっ……ぁっ、はっ……ぁぁっ!」
「のっけからそんないい反応してちゃ、
 先が思いやられるなぁ? クククッ……!」