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「……命令通り、ですよね」
思わず、目を見張ってしまう。
確かにつぐみは俺の命令通り机に仰向けになり、
スカートを捲って、パンツを脱いで、股を開いていた。
だが、膣穴は剥き出しになっておらず、
何やら厳つい器具で被われている。
「そりゃ……貞操帯ってヤツか?
 何でそんなモノを付けてるんだよ?」
「こうやってアソコを隠してしまえば、
 セックスはできないでしょうっ……?」
「これは鍵で固定されていて、力ずくでは外せません。
 鍵の場所は私しか知らないし、
 もちろん教えるつもりもありませんっ……」
「いくら私の身体を好き勝手に操れたとしても、
 これならセックスをするのは不可能ですっ……!」
強い口調で不敵に言い放つつぐみ。
それでもさすがに大股を開いて
パンツを脱いだ股間をさらすのは恥ずかしいのだろう。
ほんのりと顔が赤くなっていた。
「へぇ……そんな手を使ってくるとはな」
これまでつぐみに人体掌握能力について
詳しく説明したことはなかったが、
なかなか的確な対処をしてきたものだ。
鍵の所在がわからないんじゃ、『鍵を開ける』ために
身体だけ操ったところで解錠させるのは不可能。
『鍵の場所を教えろ』と命令しても、
精神まではコントロールできないから意味がない。
脅迫のネタを俺が握っている以上、
所詮は一時しのぎに過ぎないとはいえ、
この場で犯されるのを拒むだけなら有効な抵抗だ。
「たとえ暴力を振るわれても
 鍵の場所は言いませんから」
「……まあ、そうだろうな。
 こっちだってエロいことがしたいだけで、
 お前を傷つけてやりたいわけじゃない」
「参考までに聞きたいんだが、
 こんなモノ、いったいどうやって手に入れたんだ?
 エログッズ専門店にしかないだろ、こんなの」
「……そんなの、どうだっていいでしょう」
まあ、今の世の中その気になれば
ネットで何でも手に入るしな。
「とにかく、アソコは使わせませんから
 セックスは諦めてください。
 もう、先輩の好きにはさせませんっ……!」
これでは確かに、つぐみの膣穴を犯すのは不可能だ。
しかし、俺は余裕の態度を崩さない。
さっきから見えているあるモノが、
俺を新たな楽しみに誘っているのだ。
「フフッ……コイツは一本取られちまった。
 確かに、マンコは諦めるしかなさそうだ」
そう言いつつ、ファスナーを下ろして
反り返った肉棒を取り出す。
「っ……? な、何をしてるの……?」
そして、用意していた道具の一つであるローションを
肉棒に垂らし、たっぷりとぬめらせていく。
「それ、何……?
 おちんちんに何を塗ってるんですか……?」
俺の行動を不思議に思ってか、つぐみが尋ねてくる。
「ローションだよ。
 濡らさないと入れづらいだろ?」
そう答えつつ、俺はつぐみの股間をじっと見る。
視線の先にあるのは、剥き出しになっている肛門だ。
そう、これからアナルに突っ込むつもりでいるのだ。
貞操帯は排泄の際に不便にならないようにか、
後ろの穴は無防備にさらされていた。
性的知識に疎いつぐみのことだから、
よもや尻穴を犯される可能性なんて
考慮しなかったのだろう。
「入れづらいって……馬鹿なんですか?
 まだセックスできると思ってるんですか?」
膣穴を塞ぐことでセックスを回避できると
考えている様子のつぐみは怪訝そうにするばかりだ。
「ああ、何も問題ない。
 マンコが塞がっててもやりようはあるさ」
不敵な笑みを浮かべながらそう言い放ち、
俺はそのまま肛門に肉棒を近づけていく。
「……え? ちょっと待ってっ、そこはっ……!?」
「覚えておくんだな。
 セックスできる穴はマンコだけじゃない、
 こっちの穴もチンポ穴に使えるんだよ……!」
「ンぎゃあぁアアアアッ!?」
無理矢理に肛門を押し広げながら
侵入してくる男根に、つぐみは驚愕の声を放つ。
「はうっ、ぐッ……ううぅぅ!?
 な、なっ、何してるんですかッ……!?
 そこは、違いますっ、んぐぅうううッ!?」
「ひっ、ぐっ、そこはっ、あぐっ、ぐううッ!
 い、入れるところじゃありませんッ……んぐうッ!」
尻穴を穿たれる苦痛と、
何より常識外の行為に困惑を極めて、
必死に逃げようともがいている。